暗くて狭いとこは平気系男子。
先日、急に思い立って帝釈峡に行ってきました。
コロナのせいで、この夏はたいしたお出かけしてなかったから、息子なっちゃん(3歳・自閉症)に何か思い出を作ってあげたくて〜…って、誰よりうちが思い出作りたくて。
きっと密にはならないだろうし、県北にあるから街よりは涼しそうだし…ってことで。
全体は広すぎてとても回りきれないので、今回は数ある見どころの中でも特に行ってみたい場所が集まっている上帝釈というエリアに絞って。
出発が遅く、お昼頃着いたので、まずは駐車場目の前の弥生食堂でご飯。
なっちゃんとうちは、ざるうどんとおにぎりを分けっこ。
ここのざるうどん、美味しかったー。
感じの良いおじさんとおばさん(夫婦?)が切り盛りしてる。
隣ではレンタサイクルもやってるそう。
腹ごしらえを終えて、いざ遊歩道へ。
散策開始。
真夏の午後…暑い……ww
が、思った通り、街の暑さよりはマシ。
遊歩道は木陰だらけで助かる〜。
隣を川が流れてるけん、せせらぎの音に癒される〜。
苔生した橋、雰囲気すごくいい。
歩いてわりとすぐに、この日1番の目当て【白雲洞】が現れるけど、散策の帰りに寄るのがオススメとのことだったので一旦スルー。
次に、獣道のような横道があって登っていくと〜
【鬼の唐門】鍾乳洞が崩れて出来た門。
この門から吹き抜けてくる風!
不思議なくらいひんやり!!冷房のよう!
それにここ、向こう側に通り抜けれるらしい。
なっちゃんがすぐ去ろうとしたけん、今回うちらは通り抜けず。
次に見えてきたのは〜
【鬼の供養塔】10mもある石柱。
陰陽二鬼神の供養塔(帝釈天に命じられて雄橋・雌橋を造った)。
なんか、歴史ロマン?
遊歩道を歩いてると、途中、川に降りられるところがありました。
せっかくなので、なっちゃん裸足にして、ちょっとだけ川の中歩かせてみました。
冷たくて気持ちよさそう。
まぁ、なんて穏やかな場所なんでしょう。
私、虫、大嫌いなんだけど、
トンボの写真撮っちゃうだなんて…
恐るべし、パワースポットの力…。
なっちゃんバテ気味になってきて、ちょいちょい抱っこするはめになりながらも、なんとか到着〜の【雄橋】。
世界三大天然橋。迫力ある〜。
昔はこの上を人が通ってたらしい。えぇ!?
かつて神様もしくは鬼がこの橋を架けたんだとか。
ん?なんか、鬼絡みの伝説が多めな気が…。
最近「鬼滅の刃」流行ってるし、帝釈峡も聖地になったり〜…はしないんかな?
雄橋の向こう側にも進めるみたいだけど、この日はここまでにして折り返した。
そして、楽しみにしていた【白雲洞】。
入り口前からすでに涼しい…。
大人1人300円の入場料(幼児無料)を支払ってマスク着用して、急で激狭な階段をあがると〜…
そこは幻想的な空間。
洞窟探検だ。
ほんでめちゃくちゃ涼しい!!
年間通して約11℃!天然の冷蔵庫!
15分くらいで全部見終われる規模だけど、名前のついた鍾乳石もたくさんあって見応えあり。
「不老の水」だとか縁結びに由来する石だとか、気になるなー♪
…が、なっちゃんの歩みが早すぎて、じっくり見れないww
写真もほぼ撮れなかった。
スマホで動画も少しは撮ったけどぶれぶれ。
うちの目線は基本なっちゃんにしとかんと危なっかしくて画面見ずに撮ったもんでね。
って、そういえば、なっちゃん、暗くて狭いとこ、ぜんぜん平気なんじゃね。
自閉症の中には感覚過敏の子も多くて、なっちゃんも大きい音とか手が汚れることがちょっと苦手じゃけん、暗かったり狭いのはどうなんかなー?って思ってたけど、まったく問題ないようでした。
なっちゃんがあまりにもサクサク歩くもんだから、10分もいなかったような…。
もう少し涼んでいたかったのに。
でも、白雲洞、入ってすぐに2組のお客さんとすれ違ったっきり、あとはうちらの貸し切り状態だっから、中盤からなんか心細くてちょっと怖くもあったww
遊歩道歩いてても道中3〜4組すれ違ったかなーくらいの人の少なさだったし。
さすがお盆明けの平日午後。
散策を終えてまた弥生食堂へ。
デザートどれでもテイクアウトできるってことで。
疲れた体に氷アイスとショコラフラッペ、染みる〜。
帰りにガソリン注いでたら、洗車機を見たなっちゃんからリクエストがありノリで洗車。
洗車してる間、車に乗ったままでいたんだけど、
なっちゃん、キャッキャキャッキャ楽しそうww
あの、これもかなりの音ですけど…
普段、ドライヤーとかバイクの音とか嫌がるくせに、洗車機の爆音は大丈夫なん?
彼の基準がよくわからないww
でもとりあえず、いろいろ経験させられた一日になったかな。
帝釈峡、もう少し涼しくなったらまた行きたいなー。
▶️広島【帝釈峡】涼しい白雲洞・世界三大天然橋の雄橋
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