9月は涙が出るね。。。軽度自閉症・幼稚園選び
幼稚園の3年保育を考えていると、もうすぐ願書の時期だから、幼稚園選びの悩みが本格化してくる。
うちは3園で迷ってる。
①きっちりめ保育。家から近い。面接あり。発達障害の子もいるにはいる。
②自由保育。家から遠い。が、園バスあり。面接なし。発達障害の子もけっこういるらしい。
③その間をとったような保育。家からかなり遠い。が、園バスあり。面接あり。発達障害の子もいるにはいる。
②と③は、すでに個別に“うちの子でもやっていけそうかどうか”相談に行ってきた。
②は、ほんと自由に遊ばせるとこで、在園児の様子見てても、元気いっぱいで楽しそうにのびのび。
見通しが立つように、1日の流れをわかりやすく示している工夫もあった。
相談に乗ってくれた先生も、ウェルカムな印象受けた。
でも、自由すぎて、もしもとりちゃんが何かトラブルを起こしてたり困難に陥ってしまった時に、すぐに先生が気づいてくれるんだろうか…。
それに、その自由さに慣れてそれが当たり前だと勘違いしてしまうと、小学校に上がった時に、突然の一斉授業?集団行動に適応できんのんじゃないか不安。
③は、わりと一斉保育。療育の先生曰く“小学校に上がった時への練習にもなって、かつ、そこまでかっちりすぎないので、3園の中ではここが比較的とりちゃん(てか私?)にとって良いのでは?”とのこと。
ただ、相談・見学に行った時、園児への声かけがけっこうキツめのベテラン先生がいて…。
マイペースで理解力弱め・空気読めないとりちゃんが何か上手く出来なかったときに、あんな強い言い方で指導されたら可哀想だな…。
それに、相談を担当してくれた先生からはあまりウェルカムさを感じなかった。
もちろん、ここでちょろっと様子を見ただけではとりちゃんがこの幼稚園でやっていけるかなんて判断できないし、うちに無責任に期待させてもいけんから、冷静に当たり障りないように答えてくれたのは当然というか、正しいと思う。
でも、なんか、やっぱ一般の幼稚園は難しいんかなー…と、再実感して、心が重くなった。
その先生とコミュニケーションの話になって、
先生:お子さんは今1人ですか?でもこれからもし2人目3人目と兄弟が出来るとその関わりの中で~…
うち:あ、2人目は諦めました。兄弟欲しかったんですけど…もし周りに迷惑かけることになったら、とか、自分の精神力のことを考えたら、私はそのプレッシャーに耐えられそうもなくて…
そんな会話になったら涙あふれてきた。
先生は優しく励ましはしてくれたけど、でも相談が終わって帰りよる時に“ここに通わせたい!”とならなかったのは、親の勘なのか、フィーリングが合わなかったということかな。
とかいって、結局来月にはここ選んでる可能性もなくはないけど。
つーかうち偉そうにね。
面接で落とされるかもしれんのに。
そういえば、先日あった療育センターでの面談でもこんな気持ちになった。
その面談では、これまでの療育のまとめや、とりちゃんの現状を先生とお話した。
前に受けたエイドスという検査で、結果が3だったことも話した。
うちは先生から「軽度で良かったですね!」…みたいな反応を期待してしまっていたのかもしれないな。
でも実際に先生から出た言葉は
「3と診断されたということは、それだけしっかりと自閉症の症状があるということですから~…」
…って。
いや、、うん、、、その通りよ。
あと、
「療育手帳を取得して障害児の通う園を選択するのも一つですね。知的障害がないわけではないですから。」
…とも。
いや、そうよ。その通りよ。
確かにそうだと思うよ。
でも、なんか、他にも、とりちゃんはこれが苦手です下手です出来ません、ってことをたくさん言われて、
“希望なんて持つな
現実の厳しさをしっかり認識しろ”
そう言われてる気がして…。
先生…希望がないとやってけんよ?
先生はもちろんそんなつもりなくて、終始笑顔で、むしろ前向きに相談に乗ってくれてたんだろうけど、
そんな風にしか受け取れなかったのは、うちは卑屈になってるんだろうな。
①の幼稚園は、再来週に個別相談に行く予約してるけど、前に見学に行った時に園の方針や園長先生のお話などを聞いて理想的すぎると感じた。
もっと前に園庭解放に行った時にたまたま園長先生が外に出てたから思いきって自閉症のことを相談したら、すごく真剣に前向きに話をしてくれたのもあったし、よりいっそう「ここで(問題なく)通わせれたらどんなに幸せだろ~」って思った。
でも、人気過ぎる園。
(面接でなんとかたまたま受かったとしても)その貴重な1枠をうちがもらってしまっていいんだろうか?
障害がない子に譲るべきなんじゃないか?
障害のある子が少ない園だと、肩身が狭い思いをするんじゃないか?
とりちゃんが浮いた存在になってしまって、いたたまれない気持ちになったら…。
我が子を疎まれる存在にしたくない。
それに、何かトラブルがあって、つらい噂がたってしまったとしたら、家が近いから今後この地で生活していくのがきまずくなりそう。
実際にそんな経験談を知り合いから聞いたし。
すでに近所に友だちが何人かいる。
その人たちにはなおさら迷惑かけたくない。
とりちゃんが意外にも上手くやっていけるか、それとも、ストレスを感じすぎて退園なんてことになるか…どちらに転んでくれるかは入ってみんとわからんよ。
でも、避けれるリスクは避けたい。
次から次へといろんな思いが錯綜する。
見学に行った時に、まだ入園を検討していることを先生に話したら理由を聞かれて…
うち:入園希望ではあるんですけど、手のかかる子なので、やっていけるか自信なくて…。
先生:えー、でも(とりちゃんを見た感じ)別にそんな風には~…。
↑その先生はちょろっとしかまだとりちゃんを見てなくて、たまたま落ち着いてる時だったこともありね。
その次の“遠回しな”言葉が上手く見つからなくて、仕方なく自閉症のことを打ち明けてたら…
診断から今までにあったあれこれやいろんな悩み、思いが一気に心を圧迫して、一瞬で涙が出てきてしまって…。
先生の前で泣くとか、あたかも同情で媚びようとしてるみたいな、あざとい作戦のようでほんまイヤだったけど、無になれんかった。
だいぶふっきれて、立ち直ってたつもりだったけど、こんなにも集中的に自閉症のことを考えさせられる9月はしょっちゅう泣けてきちゃうな。
ささいなことで心が決壊する。
昨日は夕方、気分を変えようと、とりちゃんと散歩へ。
うち:散歩、楽しい?
とりちゃん:(満面の笑みで)さんぽ、たのちーい!
こんなに幸せな時間もあるのになー。
それだけじゃ満足できない欲深い自分。
二人だけの世界で生きれたら、幸せだけで終われるのに。
…って、人と関わるの好きなうちにはそれも物足りないか。
はーあ、支離滅裂。
昼間はまだ灼熱は日もあるけど、夕方はこんなに涼しいんだなー。
秋が来てたのかー。
薄暗い中二人で歩いてると、
この状況の延長線上に無理心中とかあるんかな…
ってよぎってしまった。
それくらい、淋しい雰囲気と、冴えない気分。
うちはまだ頼れる人が周りにいて、運良く早めに受け入れることができて、たまに調子に乗りすぎなくらい前向きに進めてるから深刻ではないけど、これが周りに頼れる人もいなくて、ワンオペだったら…
この淋しい雰囲気にのまれてしまってたかも。
…っと、暗くなってもしょーがない、話を戻して…
幼稚園、元々は“うちらのような経済状況で私立は贅沢だ”と思ってたから公立にするつもりだったけど、無償化になるということで、“え、うちらでも私立いける?”ってなって、ウキウキ私立で考えてた。
でも、自閉症とわかって、とりちゃんの様子毎日見てたら、私立とか公立とか以前に、一般の幼稚園では厳しいのか…?
また療育の先生にも相談してみよ。
今日もとりちゃん、イライラした時の奇声がひどかったな。
うちにめっちゃどついてくるし。
やっぱ一般の幼稚園は無理か…そういう時にひしひしと感じる。
行けそうな私立あれば入園して、平行して週に何日かは療育にも通うか、
もう1年しっかり療育して集団でもやっていける力つけて、習い事なんかもして、再来年の公立2年保育を目指すか…
なんか逆に選択肢多くてまとまらん。
夜な夜な考え事や調べものしてたら、いつの間にか夜が明けてる毎日。
だから頭上手く働かんのんか。
そして今日も夕方散歩に出た。
うち:とりちゃん、幼稚園好き?
とりちゃん:ようちえん、うきー♪
うち:小学生や中学生、高校生にもなれるかな?
とりちゃん:なれるー♪
うち:じゃあ頑張っていこうね。
やっぱり我が子は可愛いよ。