torch2の日記

自閉症の息子、これからどうなっていくんだろう…。それは本人と家族の頑張り次第かな。ダラダラしたい主婦だけど、楽しむことを諦めずに頑張ってみよう。

児童デイサービス

息子・とりちゃんが2歳半で自閉症と診断されて、“いっそ消えてしまいたい”と思うほど落ち込んで、数日の間は毎日泣いてたけど、その一方で“やれることは全部やらなきゃ”という思いもあって(…というか、無理にでも前に進まなきゃ心が爆発してしまいそうだった。。。)、行動を起こすのは早かったと思う。

運良く訪れた気持ち切り替えのタイミング。

やる気スイッチに感謝。

 

診断から…

・2日後:本屋さんで専門書2冊購入、図書館で3冊借りる。帰って読みまくる。

ネットでいろいろ調べる。→児童デイサービスの存在を知る。

 

・3日後:福祉センターに行って、児童デイサービスを利用するための手続きについて教えてもらう。

療育センターに電話して、意見書作成を依頼。

 

自閉症の診断を受けた療育センターでの教室は5月から参加することになっている。

 

え?じゃあそれまでは?

療育始めるのって早ければ早い方がいいんでしょ?

5月までの数ヶ月どーすんの?

伸び盛りの今何もしないなんてもったいないじゃん!

 

…って思ったので、児童デイサービスも利用することに。

 

【障害児通所支援事業】

障害を持つ子どもが、通所の方法により、日常生活の基本的なことを訓練したり、集団生活を経験したりするなど、必要な支援を受けることが出来る。

 

この事業には4種類ある。

 

●児童発達支援

療育の観点から、集団療育及び個別療育を行う必要があると認められる未就学児に、日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練、その他必要な支援を行う。

 

●医療型児童発達支援

肢体不自由があり、理学療法などの機能訓練または医療的管理下での支援が必要と認められる未就学児に、児童発達支援及び治療を行う。

 

●放課後等デイサービス

学校教育法第一条に規定している学校(幼稚園及び大学を除く。)に就学しており、授業の終了後または休業日に支援が必要と認められる就学児に、生活能力向上のために必要な訓練、社会との交流の促進、その他必要な支援を行う。

 

保育所等訪問支援

保育所や学校等の施設を訪問し、専門的な支援が必要と認められる未就学児・就学児に、障害児以外の児童との集団生活の適応のための専門的な支援その他必要な支援を行う。

 

 

で、とりちゃんは「児童発達支援」利用。

児童発達支援をしている施設を児童デイサービスというみたいだけど、“デイサービス”って聞くとなんか…おじいちゃんおばあちゃんの介護施設みたいな印象(;・ω・)

 

☆利用申請に必要なもの

身体障害者手帳療育手帳精神障害者保健福祉手帳自立支援医療受給者証(精神通院)

②主治医意見書(①の所持がなく、発達障害または指定難病患者であると診断され、療育の必要があると意見された児)

→うちは療育手帳持ってないのでこちらです。

③印鑑(朱肉を使用するもの)

④障害児利用支援計画案またはセルフプラン

→自分では計画の練り方がよくわからなかったので、利用予定の児童デイサービスの専門員の方に計画案を考えてもらった。

⑤健康保険証(医療型児童発達支援を申請する場合のみ)

所得税額の確認できる資料(源泉徴収票や確定申告書の控え)

⑦保護者・本人の個人番号のわかる書類

マイナンバーのことだけど、引っ越しのゴタゴタで意外なところに仕舞ってたもんで探すの苦労した(T_T)

 

※⑥については、児童発達支援の利用を希望している市民税課税世帯に属する者のうち、市の利用者負担助成制度の適用を申請する者のみ。

 

この申請によって、「障害児通所支援受給者証」がもらえる。

 

児童デイサービスの利用には料金がかかり、うちの地域では所得によって“上限”0円か4600円か37200円の3パターン。

0円は生活保護を受けてたりする世帯、37200円はかなり所得の多い世帯、その間の世帯は4600円らしくてうちもここ。

 

児童デイサービスは複数通ってもいいんだけど、通える日数は受給者証に認められた日数まで。

でもその分、1ヵ所通っても2ヵ所通っても利用料金の上限は同じ。

例えば2ヵ所通う場合、4600円×2ヵ所じゃなくて4600円だけでいい。

これは上限が4600円ってことだから、通う日数が少ない月とかあれば減額される。

 

※諸々、地域によって異なる。

 

意見書が出来上がるまでに2週間ほどかかると言われたので、その間に気になる児童デイサービス3ヵ所を見学に。

※見学は絶対した方がいい!親的に良くても、通う本人=子どもが気に入らなければダメだから。

 

●児童デイサービスA

1回1時間半。幼児の部は3〜4人の少人数制。最初20分ほどはしっかり体を動かす遊び、その後いろいろな課題を楽しみながら行う。ご飯やトイレの練習もしてくれる。医療法人が運営。申請手続き完了後、週1ならすぐに通える。4月からは週2〜3日に出来そう。自転車なら割と通いやすいが、雨などで公共交通機関を使うとアクセス悪い場所。月々の払いとは別に100円/1回(おやつ代?)が必要。

 

●児童デイサービスB

1回1時間。マンツーマン。運動メインだけど、子どもに応じた机上課題もする。ボルダリングやトランポリン、滑り台、ブランコ、特注クッションなど訓練具がすごい。なんかおしゃれだし。このすごい空間を1時間も貸しきっちゃっていいの?という感じ。3月後半からなら週1で通える。ここは基本週1のみ。自転車だと25分ほど。公共交通機関だとアクセスまぁまぁ。月々の払いとは別に300円/1回(課題の材料費など?)が必要。

 

●児童デイサービスC

朝から昼過ぎまで子どもを預かって集団療育する、小さな幼稚園のような施設。同じ敷地内に就学児・大人の障害者施設もある。隣に広場もあるので外遊びもできるし、ベランダでプールも。が、今すぐも空きがないどころか、4月以降も空きが出る見込みないとのこと。電話で問い合わせた時点でわかってたけど、“発達の相談”として見学に。アクセスめちゃくちゃ悪いから空きがなくて逆に諦めついて良かったww

 

少しでも多くの療育を!いろんな体験を!という思いで、児童デイサービスAとBどちらとも契約。 

なんかやたら記入せんといけん書類がたくさん…個人情報を何回も何回も…、あと、妊娠中からこれまでの経緯や、子どもの特性なんかも事細かに。

 

そして先週、Aの初日。

子ども4人に対して3人のスタッフ+管理者、と、相談員?専門員?のおばさんは出たり入ったり。

とりちゃん以外は3歳らしい。

その中の1人は、入ってくるとき激しく泣きわめいていた。

臨月のお母さんがその大のけぞりの子を無理やり抱っこして連れてきてたけど、教室に着いた途端疲れ果てて座り込んでた。

その日は雨。

管理者のおばさんが、その子はいつもと違うパターン=雨でパニックを起こしていると教えてくれた。

その後もしばらく大声で泣いているのを見て、「大変そう…。とりちゃんはまだ楽な方なのかもしれない。」と感じた。

 

でもすぐにそんな思い撤回。

パニック起こしてた子が泣き止んで落ち着いてきた頃、今度はとりちゃんが頻繁にキーキー癇癪。

思い通りにならないことが怒る度に大声でイラってる。

これよ。。。うちが今一番どーにかしたい問題。

 

わかる人にはわかる「あれ?障害持ってるのかな?」という種類の声…

そんでなにより音量がでかすぎる!

みんなをびっくり&不快にさせる。

しょっちゅう耳元でもいきなり叫ばれるから、その度に耳がマヒしたようにおかしくなる。

今すぐ止めてほしくて思わずこっちも「うるさいっ!」って言ってしまう…。

そしたら穏やかなトーンで「あーぃ(はい)」って返事するけど、またソッコーで叫んだりする。

優しく注意してもすぐまた叫ぶ。

無視しても叫ぶ。

どうしたらいいものか…。

 

1時間半通して見てた結果、4人の子の中でとりちゃんが一番落ち着きなかった。

まぁ初日・1コ下というハンデ(?)あるけどよ。

 

あと、ちょっと残念だったのが、他の子のママさんは、完全に子ども預けるスタイルだということ。

教室やってる時は保護者も教室内で様子見てていいから、みんなそうしてるもんだと思って、他のママさんたちと交流出来る♪発達障害仲間が出来る♪と期待してた。

が、みんな預けたら帰りの迎えまでいない。

うちもなるべく預けて出ていった方がいいのかもしれない。

ほんとはあんま預けるスタイルにしたくなくて、毎回様子を見ていたいけど、うちがいることで他の子の気が散ってしまうこともあるかもしれないから。

 

う〜ん( ̄~ ̄;)

先輩ママさんに、子どもの障害の種類とか、困り事とか聞いてみたかったのに、話す隙なし(´・c_・`)

いつか会話出来る日が来ますように…。