二人目どうするか問題。
子どもはずっと二人欲しいと思ってた。
やっぱ兄弟姉妹がいたら楽しい。
自分にも妹がいて、今でも一番ふざけ合える・悩みごとも相談できる素晴らしい存在。
息子とりちゃんにもそんな存在を作ってあげたい。
三人とか四人じゃないのは、うちの年齢とか体力、精神力、経済力とかを考えて、二人が絶妙だなと。
あわよくば、女の子の子育てもやってみたい…。
…なぜか次も1000パー男の子な気がするけど。
でも、とりちゃんが自閉症だとわかって………
いろいろ、いろいろ考えて…
二人目は諦めることに決めました。
前に先生に
「発達障害は遺伝なんですか?」って質問したら、(ハッキリした言葉は覚えてないけど)
「必ずしも遺伝するとは限らない」
…みたいな、なんかにごされたような答え方をされて、
「じゃあやっぱ遺伝子は関係あるのか…」
って気持ちがどんよりしたし、
実際、兄弟全員発達障害とか、親も発達障害ですとかよく聞くし…。
とりちゃんだけでも大変なのに、次の子まで発達障害だったら……いや、それ以上に重い障害があったら…
「子どもがどんな状態で産まれてきても、可愛い我が子なんだからなんだって乗り越えられる☆!」
…そんな風に考えられる素晴らしい人間なら二人目望めばいいよ。
そうやって頑張れる人は素敵よ。そうなりたいよ。
でも、うちはそんな出来た人間じゃない。
そんなしっかりしてない。強くない。ろくでもない。
どんなに可愛い可愛い我が子だって、大変が重なりすぎると頑張れる自信がない。
例え二人目に障害がなかったとしても、兄弟児?っていう問題もあるらしいけん、それもそれで心配。
もちろん即決じゃなくて、かなり揺らいだよ。
兄弟にはかなり憧れあったけん。
でも、想像してみた。
“今もし妊娠したら………”
そしたら、浮かんできた感情は…
不安、心配、恐怖…………後悔。
そこに妊娠を喜ぶ感情はなかった。
「妊娠してしまった…どうしよう……」
そして、産まれてきた子にもしまた何か障害があったら、自分を責めるよ。
それに、二人目産んだことを全力で後悔すると思う。
そんなんもうね、その子の親になる資格ないよ。
後悔とか…最低な親じゃん。
幸せな感情いっぱいで産めないなんて、そんな可哀想な話ない。
そこで、二人目諦めるしかないと思った。
これは、発達障害のお子さんがいて、二人目以降も産んだ方たちを否定するんじゃなくて、ただただうちらにはその覚悟や精神力がなかったというだけの話。
とりちゃんの服、二人目にも使うから誰かにあげたり売ったりせずに取っておこー(*^^*)
とか、
子ども二人だとこのくらいの間取り要るかな?って引っ越してきた今の家、
二人目の名前はこんなのがいいなー(*^.^*)
とりちゃんと弟、どんな関係になるだろ?
仲のいい兄弟になってくれるかな?
ママ友とも二人目についていっぱい語り合ったなー…
とか…
そんな思い出がむなしくなる。
買い物行って、ベビーコーナー見ると、
あぁ、もう新生児のものは買えないんだな…
赤ちゃんの子育てはもう二度と出来ないんだな…
って淋しくなる。
自分たちが望んで、体と運さえ許せば産んであげられたかもしれない二人目の我が子、
もしかしたら、本当だったら存在する可能性の方が高かったかもしれない二人目の我が子、
うちらが諦めるという選択をしてしまって、
産んであげられんでごめん。
兄弟作ってあげれんで、とりちゃんごめん。
うちらはその分、とりちゃんにすべてを注がせてもらうよ。
…って待って。
なんか、うちすごいツラい人ぶってるけど、あの日々の感情忘れてない?
とりちゃんが産まれる前、不妊で悩んでた頃、
“どうか一人だけでいいので授けてください!”
って毎日願ってた。
今や願い通り、子ども一人いるじゃん。
念願のあれこれ経験出来てるじゃん。
一人産めたら欲が出て二人目?
おいおい、なんて図々しいことを。
二人目まで欲しいだなんて贅沢にもほどがある。
1度でも子育てを経験させてもらえてる、これもう十分すぎるよね。
ありがたいよね。
明日からはまた気持ちを切り替えていこう。
でもまぁ、なんか久々に涙が出たなー。